
骨粗鬆症
骨粗鬆症
骨粗鬆症とは、加齢によって骨の量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。骨折が生じやすい部位は、せぼね(脊椎の圧迫骨折)、手首の骨(橈骨遠位端骨折)、太ももの付け根の骨 (大腿骨頚部骨折)などです。また、背中や腰が痛くなった後に、丸くなったり身長が縮んだりします。
骨粗鬆症は、骨形成と骨吸収のバランスが崩れることでおこり、骨がスカスカになってきます。特に閉経後の女性に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。
レントゲン(X線)検査と骨密度測定で診断します。骨密度測定には、デキサ法、MD法(中手骨骨密度測定法)、CT法(骨密度測定用CT)、超音波法の4つの方法があります。当院では、最も精度の高いデキサ法を採用しています。
骨粗鬆症は予防が大切で、運動と食事がその基本です。治療は内服薬や注射などで行います。薬には骨吸収抑制剤、骨形成促進剤、ホルモン剤や各種ビタミン剤などがあり、患者様の状態に合わせて選択します。
TOP